三井不動産 大阪・中之島「未来医療国際拠点」運営事業者に

三井不動産はこのほど、大阪・中之島で2024年春のオープンを目指す先端医療の研究拠点「未来医療国際拠点」(所在地:大阪市北区中之島4丁目)における「産学医連携ベンチャー・エコシステム」の運営事業者に決定し、基本合意書を締結した。
同社は一般社団法人ライフサイエンス・イノベーションネットワーク・ジャパン(所在地:東京都中央区、LINK-J)とともに、大阪におけるワンストップのベンチャーエコシステム構築の支援を進めていく。大阪都心部で初となる「賃貸ウェットラボ」「コミュニケーションラウンジ」「スタートアップ向けオフィス」が一体となった施設とする。
未来医療国際拠点は、最先端の未来医療の産業化の推進および、その提供による国際貢献に寄与することをコンセプトとして未来医療推進機構(所在地:大阪市)が全体運営する予定の施設。再生医療をはじめゲノム医療やAI診断などの最先端医療を提供する医療機関とその開発に取り組む企業、ベンチャーさらには支援機関が一つ屋根のもとに集積する全国初の拠点を目指している。

三菱倉庫 中国・上海市の倉庫に定温区画を開設、稼働開始

三菱倉庫(本店所在地:東京都中央区)は5月27日、中国法人、上海菱華倉庫有限公司(以下、上海菱華)の青浦営業所内に温度管理が可能な定温区画を開設したと発表した。同施設の面積は約2,400㎡(倉庫全体の延床面積は約1万9,400㎡)、温度帯25℃以下。
温度管理が必要な素材や半導体、医療機器等の保管ニーズに対応することを目的として開設したもので、このほど稼働を開始した。今後、顧客ニーズに合わせこの定温区画を拡張するとともに、同社グループが北京や広東省広州市等で運営する倉庫・配送センターも温度管理区画の拡充を予定。

和光純薬 コロナ変異株検出試薬「E484Q検出キット」発売

富士フィルム和光純薬(本社大阪市中央区)は5月27日、新型コロナウイルス変異株の検出試薬「E484Q変異検出キット」(研究試薬)を同日より発売すると発表した。
同社はこれまでに3月29日、「N501Y」変異を検出する「N501Y変異検出キット」、「E484K」変異の検出が可能な「E484K変異検出キット」を発売。5月17日に「L452R」変異を検出できる「L452R変異検出キット」の販売を開始するなど、新たな変異株に対応する検出試薬を次々に投入してきている。
今回発売する「E484Q変異検出キット」は、同社独自の設計手法により開発した、新型コロナウイルス変異株の検出試薬で、陽性検体からインド型ウイルスがが持つ「E484Q」変異を高い感度で検出できるという。さらに「L452R変異検出キット」との組み合わせにより、インド型ウイルスの中でも「L452R」「E484Q」2つの変異を持つタイプを特定することができるとしている。

川崎重工業 関空に自動PCR検査ロボ 出国者向け今夏開始

川崎重工業はこのほど、新型コロナウイルスの「自動PCR検査ロボットシステム」を搭載したコンテナを関西国際空港に設置した。検体投入から80分で結果が分かり、1日最大で2,500件の検査が可能。出国者向けの有料サービスで、提携先の医療機関を決め、夏ごろの運用開始を目指す。
コンテナは長さ約12.2m、幅約2.5m、高さ約2.9m。空港の屋外に置かれ、検査の全工程を内部のロボットアームなどが担う。医療従事者の感染リスクを減らし、検査人員の削減にもつながる。同社では「急な出張で準備が間に合わない場合などに利用してほしい」としている。

ASEAN6カ国1~3月自動車販売7.8%増の72.9万台 ベトナム著増

日本貿易振興機構(ジェトロ)のまとめによると、ASEAN主要6カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール)の2021年1~3月自動車販売台数の合計は、前年同期比7.8%増の72万9,818台だった。国別にみると、前年同期比21.1%減少したインドネシアを除き、5カ国が増加した。中でもベトナムが35.6%増となったほか、マレーシアも32.5%増えた。
一方、2021年1~3月のASEAN5カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン)の自動車生産台数の合計は、前年同期比1.0%減の93万5,529台だった。国別にみると、ベトナムが47.3%、マレーシアが35.7%それぞれ大幅に増えたが、インドネシアとフィリピンが2ケタの減となった。

伊藤忠エネクス LPガスのタイWP社との業務提携に合意

伊藤忠エネクス(本社:東京都千代田区)は5月24日、タイおよび近隣諸国におけるLPガスの販売事業、その他新規事業に参入するため、WP Energy Public Company Limited(WP社)と資本・業務提携契約を締結し、WP社の発効済み株式の一部を取得したと発表した。
WP社は、タイ国内ブランド別シェア第2位LPガス販売事業者で、LPガス事業以外にも外食事業や太陽光発電事業等を行っている。

JFE 脱炭素社会へ洋上風力発電に参入 400億円投じ土台生産工場

JFEホールディングス(本社:東京都千代田区)は5月25日、洋上風力発電事業に参入すると発表した。総額約400億円を投じ、海底に固定する風車の土台の製造工場を国内で初めて建設する。土台の生産は2024年4月に開始する計画。
脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの一翼を担うものとして、政府が洋上風力発電の導入拡大を掲げたことに対応する。

ダイキン インドラジャスタン州医療施設へ酸素濃縮装置寄付

ダイキン工業(本社:大阪市北区)は5月26日、新型コロナウイルス感染症が急拡大するインドへ自社製の酸素濃縮装置200台を寄付すると発表した。酸素濃縮装置は空気中から高濃度の酸素を取り出し排出することで、呼吸をサポートするもので、医師の指示のもと在宅医療などで使われている。
寄付する装置はラジャスタン州ニムラナにある同社の工場近郊、その他地域の公立、私立病院、自治体によって運営されているコロナ療養センターに5月末より順次提供される。

デンソー 米ハネウェル「空飛ぶクルマ」推進システムで提携

デンソー(本社:愛知県刈谷市)は5月24日、米ハネウェル(本社:ニュージャージー州)と電動航空機「空飛ぶクルマ」用推進システムの事業でアライアンス契約を締結し、共同事業を開始すると発表した。両社は2019年からこの推進システムの共同開発を進めており、生産、販売、アフターサービスなどの連携にも範囲を広げる。両社は都市型エアモビリティ=空飛ぶクルマ分野に注力する。
ハネウェルは同分野の市場規模が2030年までに1,200億ドル(約13兆円)規模に成長すると推計している。デンソーは2022年に「空飛ぶクルマ」の推進システムの試験飛行を実施する予定。

マツオカコーポレーション ベトナム・ゲアン省に子会社設立

縫製メーカー大手のマツオカコーポレーション(本社:広島県福山市)は5月24日、ベトナムのゲアン省に子会社設立すると発表した。新会社の資本金は860万米ドルで同社が全額出資する。6月に設立する予定で、アパレルOEM製造を手掛ける。ベトナムを含め15カ国の「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」合意を受け、貿易上のメリットを活用する。

山九 EPAに係る通関コンサルティング業務開始 各種サポート

山九(本社:東京都中央区)は5月25日、4月より経済連携協定(EPA)に係る通関コンサルティング業務を開始したと発表した。同コンサルティング業務は、企業の輸出入におけるコスト削減を目的に、近年増加傾向にある各EPA締結国との通関手続きにおけるアドバイスや、優遇関税などを利用する際の必要書類作成支援など各種サポートを行う。2021年3月時点で日本は合計21のEPAを発効済み・署名済みとなっている。

三洋化成 福井県越前市の次世代型「全樹脂電池」工場 開所式

三洋化成工業(本社:京都市東山区)は5月25日、関連会社のAPBが福井県越前市で次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」生産工場の開所式を開いた。全樹脂電池はほぼ樹脂でできており、金属を使う従来のリチウムイオン電池に比べ、低コストで大容量、発火の危険が少なく形も加工しやすいという。当面は太陽光発電などでの使用を想定。蓄電池のほか、無人航空機、ロボットなど幅広い用途で活用が期待されている。試験生産から始め、10月からの本格稼働を目指す。

中部電力 静岡・袋井市に世界最大級の完全人工光型レタス工場

中部電力(本社:名古屋市東区)は5月25日、不動産開発を手掛ける日本エスコン(本社:東京都港区)、植物生産工場の運営ノウハウを持つスプレッド(本社:京都市下京区)と共同で7月に建設・運営を行う新会社「合同会社つなぐコミュニティファーム」を設立すると発表した。
1日当たり10トンのレタスを生産できる世界最大級の完全人工光型の工場を静岡県袋井市に「テクノファーム袋井」を建設、2024年1月からの生産開始を目指す。合同会社への3社の出資比率は中部電力51%、日本エスコン48%、スプレッド1%。

昭和電工マテリアルズ 中国・武漢市に自動車部品の製造拠点

昭和電工マテリアルズ(本社:東京都千代田区)は5月24日、中国湖北省武漢市に自動車用樹脂バックドアモジュールの製造拠点を設立したと発表した。樹脂バックドアモジュールは、後部ガラスやリアランプなどを組み込んでモジュール化した樹脂製のドア部品。世界の自動車主要市場の中国で、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの電動化需要の増大に対応、生産体制を整える。

日本CMK 従業員10人のコロナ感染でタイ工場の操業7日間停止

プリント配線板および電子デバイスの製造・販売を手掛ける日本シイエムケイ(本社:東京都新宿区)は5月24日、海外子会社CMK CORPORATION(THAILAND)CO.,LTD.のプラチンブリ工場(以下、CMKタイ工場)に所属する10名の従業員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、同工場の操業を一時停止することを決めたと発表した。操業停止期間は5月21日より順次稼働を停止し、27日までの7日間。

九電みらいエナジー ラオスの木質ペレット生産事業に出資参画

九電みらいエナジー(本社:福岡市)は5月21日、ラオスのチャンパーサック県のバイオマス発電所の燃料となる木質ペレット生産事業に出資参画すると発表した。これはラオス国内で供給された植林木を、新設する工場で木質ペレットに製品化し、日本のバイオマス発電所へ販売することを目指すもの。同社として初の本格的な海外事業投資となる。
製品はアカシア等の木質ペレット燃料。生産販売量は年間10万トン。事業会社はSIP HANDONE PATCH‐LAO Company Limited。同社への九電みらいエナジーの出資比率は20%。他はタイおよびラオスの事業者が出資。2022年上期に生産開始の予定。

世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」神戸で公開

脱炭素化に向けて期待されるエネルギー、水素を液化して運ぶ、川崎重工業が建造した世界初の運搬船「すいそふろんてぃあ」が5月24日、神戸で報道陣に公開された。
気体の水素をマイナス253度に冷やして液化し、体積を800分の1にすることで、大量に効率よく水素を輸送することを目指している。全長は116mあり、1回の航行で燃料電池車およそ1万5,000台分の水素を運ぶことができるという。この運搬船は6月から、まず国内で液化水素を積んだのち、今年度中には豪州から日本に輸送する実証実験を始める計画。
水素は二酸化炭素(CO2)を排出しない次世代のエネルギーとして期待され、政府は2050年の利用量をいまの10倍の2,000万トン程度に増やす目標を掲げている。

Jパワーなど NEDOのアンモニア混焼の火力発電実証事業を受託

電源開発(Jパワー)、中外炉工業、電力中央研究所、大阪大学、産業技術総合研究所は5月24日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のアンモニア混焼火力発電技術開発・実証事業を受託したと発表した。
アンモニアは燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料で、かつ石炭燃焼用ボイラで直接燃焼が可能なことから、既設の石炭火力発電所における即効成の高い低炭素技術で、2050年カーボンニュートラルに向けた移行技術として期待されている。
事業期間は2021年度から3週間を予定。工業炉向けに開発されたアンモニアバーナーの大容量化を図り、既設石炭ボイラでのアンモニア混焼に向けた技術開発を行う。

フジッコ インドネシアでマスヤグループと合弁事業開始

フジッコ(本社:神戸市中央区)は5月24日、インドンネシアにおける日系食品商社として先駆的な存在のマスヤグループと合弁事業を開始したと発表した。フジッコの合弁による海外事業展開は初めて。すでに3月末に出資のうえ合弁会社化が完了し、ハラール認証を取得した既存の食品工場の改修を5月より進めており、フジッコブランド製品の製造・販売の早期実現を目指す。
合弁会社「PT.FUJICCO FOODS INDONESIA(フジッコ フーズ インドネシア)」の資本金は248億3,800万ルピア(約2億円)で出資比率はフジッコ51%、マスヤグループ49%。豆加工品、総菜類等の製造を手掛ける。

タカラバイオ 新型コロナL452R変異を検出するPCR試薬を出荷

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は5月24日、新型コロナウイルスのインド株等でみられるL452R変異を検出するPCR試薬(研究用試薬)の出荷開始を、当初の予定より1週間早め、同日開始すると発表した。新型コロナは従来株から全国で変異株に置き換わっており、変異株への対策ニーズが高まっていることに対応する。

イオン ベトナムドンナイ省とショッピングモール開発で覚書

イオンモールは5月21日、ベトナム・ドンナイ省とショッピングモール開発に関する投資および事業推進について包括的覚書を締結したと発表した。イオンモールはこれに基づき、ショッピングモール開発に向けた相互協力を強化する。ドンナイ省は許認可など行政手続きでイオンモールを全面サポートする。

三城 タイ・バンコクのセントラルワールドに5/15新店舗

「パリミキ」「メガネの三城」を展開している三城ホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、東南アジア最大級を誇るタイ・バンコク中心部のショッピングモール、セントラルワールド3階に5月15日、新店舗をオープンしたと発表した。
店舗は三城が日本の郊外でロッジ店舗として展開し、好評のログハウスタイプ。営業時間は11時~20時、年中無休。セントラルワールドはBTSチットロム駅からスカイウオークで直結の好立地にある。

イオン東京など19店舗でリユース循環型「Loop」商品販売

ロッテ、P&G、エステー、アースなど日用品メーカー6社とイオン(本社:千葉市美浜区)による、容器をリユースで繰り返し利用する資源循環型展開「Loop(ループ)」の取り組みが5月25日からスタートする。東京の17店舗、神奈川、千葉各1店舗の計19店舗とネットスーパーで、まず日用消耗品13品目の販売を開始する。8月までに関東の約50店舗への拡大を目指す。
店頭設置の返却ボックスに容器を返却すると、購入時に支払った容器代がLoop公式アプリ経由で顧客に返金される。
Loopとは、米国テラサイクルが開発した、資源循環型の新たな商品提供システム。従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなど日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にすることで、使い捨てプラスチックを削減していこうという取り組み。

浅沼組 タイ・バンコクで2現地法人設立 リニューアル事業

浅沼組(本社:大阪市浪速区)は5月20日、タイ・バンコクで持ち株会社とリニューアル事業を担う2つの現地法人を設立すると発表した。
今回設立するのは持株会社の「Thai Asanuma Holdings Co.,Ltd.(資本金400万タイバーツ=約1,400万円)と、リニューアル事業の「Thai Asanuma Construction Co.,Ltd.」(資本金500万タイバーツ=約1,750万円)。いずれも6月下旬設立予定。タイの老朽化した高速道路や橋梁のメンテナンス事業を展開する。

レカム シンガポールの電気部品販売のGI社の株式30%取得

レカム(本社:東京都渋谷区)はこのほど、シンガポールに本社を置く電気部品販売のグリーンテック・インターナショナル(以下、GI社)の株式の30%を取得することで譲渡契約を締結したと発表した。株式譲渡実行日は5月31日の予定。取得価額は非公開。これにより、レカムはGI社を持ち分法適用関連会社とする。なお、レカムはGI社の全株式を取得することも視野に入れている。
GI社は電気ヒートトレースシステム、通信ケーブル、電気部品販売などを手掛けている。

ステラケミファ 中国関連会社への増資で出資比率34%へ

高純度薬品事業を主幹事業とするステラケミファ(本社:大阪市中央区)はこのほど、電気自動車(EV)市場の拡大に伴うリチウムイオン二次電池産業の成長を見据え、中国浙江省●州市の合弁会社「●州北斗星化学新材料有限公司」(以下、北斗星)の経営基盤強化を図るため、増資に応じることを決めたと発表した。増資額は3,065万人民元(約5億2,100万円)。払込時期は6月下旬の予定。この結果、同社の北斗星への出資比率は現行の25%から34%へ引き上げられる。北斗星はリチウムイオン電池向けのヘキサフルオロリン酸リチウムなどの化学製品の製造を手掛ける。

ゼンリンと日立 長崎市の観光型MaaS実証実験で協業開始

ゼンリン(本社:福岡県北九州市)と日立製作所(本社:東京都千代田区)は5月20日、長崎市における観光振興による地域活性化につなげることを目的として、観光型MaaSの実証実験に向けて協業を実施すると発表した。この協業を通じゼンリンが2021年度中に長崎市で実施する観光型MaaSの実証実験において中核となるサービス基盤の開発に取り組んでいく。
この実証実験では、長崎市を訪れる観光客を対象にゼンリンの地図情報と、日立のデジタルチケッティングおよび決済機能を組み合わせたアプリを開発し、長崎市の魅力を再発見できる観光ルートの検索から位置情報に基づく各種交通・観光チケットの購入・決済までをスマートフォンのアプリ上でシームレスに行える観光型MaaSの実現に取り組む。

大和ハウス、フジタなど建築施工現場用溶接ロボットを開発

大和ハウス(本社:大阪市北区)とフジタ(本社:東京都渋谷区)、十一屋工業(本社:名古屋市)は5月21日、角形鋼管柱施工現場用溶接ロボットシステム「SWAN(R)(スワン)」を開発したと発表した。
建設業における人手不足と高齢化の進行という課題を踏まえ、角形鋼管柱継手の溶接作業効率向上や作業負荷軽減を図るため、同ロボットシステムを開発した。今後、大和ハウスグループ施工現場での実用化に向けて、事務所ビル、商業施設、ホテルなど大型建築物の施工現場に導入していく。

川崎重工とソニーG ロボットプラットフォーム事業で新会社

川崎重工業とソニーグループは5月21日、リモートロボットプラットフォーム事業を行う新会社を2021年夏に合弁で設立することで合意したと発表した。両社の持つ技術力を集結した新会社は、ロボットを遠隔地から操作できるリモートロボットプラットフォームを構築し、主にロボットのソフトウェアやソリューションサービスを提供する。新会社(所在地:東京都港区)の資本金は1億円で、両社が折半出資する。

三井化学 廃棄植物油由来のナフサからプラスチック素材 日本初

三井化学(本社:東京都港区)は5月20日、フィンランドの世界有数のバイオマス燃料の製造会社Neste社(本社:フィンランド・エスポー)および豊田通商(本店:名古屋市)とバイオマスナフサの調達に関する売買契約を締結したと発表した。
2021年度後半にかけて、大阪工場のエチレンプラント(クラッカー)に日本で初めてバイオマスナフサを原料として投入する。同時にマスバランス方式によるバイオマスナフサを原料としたフェノールなどのバイオマス化学品やポリオレフィンをはじめとしてバイオマスプラスチックの製造・マーケティングを開始する。
Neste社はRenewable Diesel(発展型再生可能ディーゼル)では世界トップのシェアを誇るバイオマス燃料のサプライヤー。同社のバイオマスナフサは植物油廃棄物や残渣油を原料に製造される。原料からプラスチック製品が廃棄されるまでのライフサイクルにおけるCO2は、石油由来ナフサ使用時に比べ大幅に削減されることが見込まれる。

トヨタ 水素エンジン車で24時間耐久レースに初参戦 脱炭素へ

トヨタ自動車は5月22日、富士スピードウェイ(所在地:静岡県小山町)で開催の24時間耐久レースに水素エンジンを搭載した自動車で出場した。水素だけを燃料とした水素エンジン車によるレース参戦は世界初という。同社は水素エンジンを脱炭素の実現に向けた選択肢の一つとして位置付けており、レースを通じて実用化の課題などを洗い出す。
水素エンジンは、既存のエンジンと基本的な構造は同じで、ガソリンの代わりに水素を燃焼させる。エンジンオイルの燃焼に伴う分以外は、二酸化炭素(CO2)を排出しない。水素エンジン車は現時点でガソリン車よりも燃費が悪いため、レースで燃料補給の頻度や燃費改善につながる走り方などを検証する。

NTTとスカパー「宇宙データセンター」構想発表 衛星打上げ

NTTと衛星事業を手掛けるスカパー、JSATホールディングスは5月20日、人工衛星を使ったデータセンターを宇宙空間につくる構想を発表した。NTTの光技術を複数の衛星に載せ、少ない電力を大容量のデータで処理できるようにする。両社は今後、事業の土台となる技術開発を進め、2025年ごろから順次、商用衛星を打ち上げる。投資規模は数百億円になる見込み。

シーアールイー インドネシアで物流施設開発に合弁で現地法人

物流施設開発・運営のシーアールイー(CRE、本社:東京都港区)は5月20日、インドネシアでの物流施設開発に向け、現地のPT.BUKIT INTI LESTARI(本社:ジャカルタ、以下、BIL社)と、ジャカルタに合弁で新会社「CRE BIL INDONESIA」を設立したと発表した。新会社の資本金は25億1,000万ルピアで、出資比率はCRE90%、BIL社10%。

セブン‐イレブン 中国雲南省昆明市に21年度中に1号店

セブン&アイ・ホールディングスは5月20日、完全子会社セブン‐イレブン(中国)投資有限公司が19日に、雲南省におけるセブン‐イレブンのフランチャイズ権を雲南強林楽家連鎖便利店有限公司に付与したと発表した。これに基づき、2021年度中に雲南省の省都・昆明市にセブン‐イレブン1号店を初出店する予定。

コロナ前に戻らず コンビニ7社の4月売上高 依然低調

日本フランチャイズチェーン協会は5月20日、4月の主要コンビニ7社の全店売上高が8,821億円だったと発表した。新型コロナウイルス流行前の水準に依然戻らず、2019年4月に比べ4%弱減少した。外出自粛傾向が強かった2020年4月との比較では8.0%増加した。今年4月の店舗数は5万5,868店で、ほぼ横ばいの状況が続いている。

ENEOS・NEC 電動車両の充電事業で協業の検討開始 SS網活用

ENEOS(本社:東京都千代田区)と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は5月20日、電動車両(EV・PHV)の充電事業で協業検討を開始することで合意し、基本合意書を締結したと発表した。
全国展開する約1万3,000カ所のSSネットワークおよび電力事業を持つENEOSの強みと、充電管理や設置工事・トラブル対応など電動車両充電器運用にかかわるシステム全般のノウハウを持つNECも強みを活かし、①電動車両充電ネットワークを通じた新たなサービスの創出②電動車両充電ネットワークの拡充-について協業を検討する。

愛知・神奈川の介護拠点併設「ケアローソン」で接種予約相談

ローソン(本社:東京都品川区)は5月21日、介護相談窓口やサロンスペースを併設した介護拠点併設型店舗「ケアローソン」で、新型コロナウイルスワクチン接種予約に関する相談サービスを開始すると発表した。
5月27日より愛知県名古屋市の南区芝町店で、6月1日より神奈川県横須賀市の横須賀鶴が丘店で開始し、今後も全国のケアローソンでの実施を検討していく。

マツダ EV比率30年に世界生産の25%へ引き上げ 電動化加速

マツダの丸本明社長兼最高経営責任者(CEO)は5月20日、2030年の世界生産に占める電気自動車(EV)の比率を25%にすると発表した。2018年に目標に掲げた5%から引き上げ、脱炭素に向け電動化を加速する。ちなみに2020年度の世界販売(約128万7,000台)に占めるEVの割合は約1%にとどまっている。

伊藤忠 シンガポールの舶用アンモニア燃料供給網構築で協業

伊藤忠商事(本社:東京都港区)と伊藤忠エネクス(本社:東京都千代田区)は5月17日、シンガポールの舶用アンモニア燃料サプライチェーン構築で4社と協業すると発表した。
協業するのは現在、シンガポールでアンモニア貯蔵タンクおよび関連設備を保有、運営するVOPAK Terminal Singapore Pte Ltdほか、商船三井、Pavilion Energy Singapore Pte.Ltd.、TOTAL MARINE FUELS PRIVATE LIMITEDの各社。各事業分野で高い専門性と経験を持ち、シンガポールでLNG燃料供給事業を展開している。今回、舶用アンモニア燃料供給に関する共同開発に取り組んでいくことで合意した。

東レ 放熱性に優れた炭素繊維複合材料を創出 金属と同等

東レ(本社:東京都中央区)は5月19日、炭素繊維複合材料(以下、CFRP)の放熱性を金属同等まで高める高熱伝導化技術を創出したと発表した。同技術をCFRPに用いると、熱源からCFRP内部の熱伝導経路を通って効果的に放熱することができ、モビリティ用途におけるバッテリーの劣化抑制、電子機器用途のパフォーマンス向上などに貢献する。
CFRPは軽量で高強度、高剛性の特長があり、航空機、自動車、インフラ部材、スポーツ用品、電子機器などに広く使用されている。

丸紅 中国・Beike Realsee社とVR技術サービスで販売業務契約

丸紅(本社:東京都中央区)は5月18日、中国のオンライン不動産取引プラットフォームを運営するBeike社(所在地:北京、ベイク社)が開発したREALSEE VR技術サービスについて、17日にBeikeグループのBeike Realsee社(所在地:香港、ベイク・リアルシー社)と日本国内の販売業務契約を締結したと発表した。中国全域で累計900万件以上のVR化の実績のあるBeike Realsee社の技術サービスと丸紅のネットワークにより、日本の住宅等の不動産取引で数年内に市場の10%のシェア獲得を目指す。

トヨタ・パナソニックの電池会社 中国と姫路で年48万台分増強

トヨタ自動車とパナソニックの共同出資会社、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(所在地:東京都中央区、PPES)は5月19日、中国遼寧省大連市と兵庫県姫路市にそれぞれ設けた車載用リチウムイオン電池工場の増産計画を発表した。増産により年間計48万台分(大連40万台、姫路8万台)積み増す。世界的な電動車市場の拡大に伴う車載電池の需要増に対応する。
PPESの大連子会社、大連泰星能源(大連プライムネットエナジー)の既設拠点にハイブリッド車(HV)向け角形リチウムイオン電池生産ラインを新設する年内の生産開始を予定し、順次生産を拡大する。姫路拠点では電気自動車(EV)向け角形リチウムイオン電池の生産ラインを新設する。年内に生産開始する。
PPESは2020年4月にトヨタ自動車51%、パナソニック49%をそれぞれ出資して設立された。

3月機械受注額 前月比3.7%増の7,981億円 3カ月ぶりプラス

内閣府が5月20日発表した3月の機械受注統計(季節調整値)は民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比3.7%増の7,981億円となり、3カ月ぶりにプラスだった。
同時に発表した4~6月期の受注額見通しについて、前期比2.5%増と予測。デジタル化への積極的な投資意欲を背景に半導体関連の需要が強いとしている。

日本の1~3月対ASEAN直接投資 前年同期比2.3倍の1.28兆円

日本の財務省がまとめた国際収支統計(速報値)によると、2021年1~3月の日本によるASEANへの対外直接投資(ネット、フロー)は前年同期比2.3倍の1兆2,869億円だった。ASEAN向けは日本の対外直接投資全体の20.5%を占め、中国向け(2,546億円)の約5倍、欧州向け(8,679億円)の約1.5倍の規模だったが、北米向け(2兆7,000億円)と比べると半分程度の規模となった。
ASDEANの国別では直接投資が多かった順に、シンガポールが5.1倍の8,444億円、タイが2.0%減の1,547億円、マレーシアが3.0%増の1,490億円、インドネシアが44.0%減の680億円、ベトナムが17.9%増の666億円、フィリピンが19.0%減の315億円となった。シンガポール向けが地域全体をけん引したほか、この数年は低調だったマレーシアへの投資が増加した。

イオンモール 2025年に中国50モール体制目指す 29モール計画

イオンモール(本社:千葉市)はこのほど、中国で現在の21モールから29モールの出店を計画、2025年に50モール体制とする計画を発表した。この計画遂行に向け、2023~2024年開業を念頭に新たに3省・3モールの出店を決めた。
湖南省長沙市に初出店するほか、湖北省武漢市と浙江省杭州市にそれぞれ出店する。湖南省「長沙茶塘(ちゃたん)」(仮称)の敷地面積は約11万5,000㎡で2024年開業予定。湖北省「武漢江夏」(仮称)の敷地面積は約10万6,000㎡で、2023年開業予定。浙江省「杭州銭塘新区」(仮称)の敷地面積は約8万9,000㎡で、2024年開業予定。

リネットG ソラミツと合弁 カンボジアでデジタル通貨で実証

リネットジャパングループ(本社:名古屋市中村区)はこのほど、ソラミツ・ホールディングスAG(本社:スイス・ツーク、以下、ソラミツ社)との間で、カンボジアの中央銀行のデジタル通貨を軸としたデジタルバンキングサービスの事業化に向けた合弁会社を設立、同社を軸として事業化に向けた実証調査を開始すると発表した。
合弁会社の所在地はプノンペン、2021年6月設立予定。資本金は10万米ドルで、出資比率はリネットジャパングループ80%、ソラミツ社20%。

亀田製菓 ベトナム持分適用会社の株式追加取得し連結子会社化

米菓製造・販売のの亀田製菓(本社:新潟市)はこのほど、ベトナムの米菓製造の合弁企業、ティエン・ハ・カメダ・ジョイント・ストック・カンパニー(所在地:ハノイ市、以下、THK社)の株式を追加取得し連結子会社化すると発表した。合弁先のティエン・は・コーポレーションと合意した。この結果、亀田製菓はTHK社の株式保有率はこれまでの30%から51%となる。