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シキボウ 台北市に初の現法設立 差別化素材開発の拠点に

シキボウ(本社:大阪市中央区)は9月30日、台湾・台北市に全額出資子会社を設立すると発表した。同社が台湾に現地法人を設立するのは初めて。台湾は高品質な長繊維素材の開発・生産に長けているほか、小規模企業が多くコラボレーション戦略を進めやすい土壌であること、機能繊維や再生繊維の開発に積極的で、シキボウの開発戦略の方向性と一致しているため、差別化素材拡大が可能と判断した。
現地法人は2022年1月1日設立の予定。名称は台湾敷紡(仮称)で、オフィスは内湖区南京東路に設ける予定。資本金は750万台湾元(約3,000万円)。日本や東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした海外市場に向けて販売を推進する。
シキボウは現在、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、香港に拠点を構えている。これらの生産拠点との連携により素材開発のグローバル化推進を加速させる。

ダイハツ工業 10年ぶりにHVに再参入 量産車では初

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は10月1日、ハイブリッド車(HV)に約10年ぶりに再参入すると発表した。11月に改良して発売する小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ロッキー」にHVモデルを加える。これまで官公庁などに少数台をを販売したことはあったが、量産車でのHV展開は初めて。

イーレックス ベトナムのバイオマス発電会社に51%出資

再生可能エネルギーを主に手掛ける新電力大手イーレックス(本社:東京都中央区)は10月1日、ベトナムでバイオマス発電所の建設・運営のために設立された事業会社Hau Giang Bio Energy社(発電所名:ハウザンバイオマス発電所)の株式51%を取得すると発表した。同社が海外のバイオマス発電事業に参画するのは初めて。
年間発電量は20MW(一般家庭約9万3,000世帯分)。主要燃料はもみ殻(年間約13万トン)。2022年夏ごろ着工、2024年秋ごろ商用運転を開始する予定。

相鉄ホテル開発 台湾・台北に直営ホテル 海外6店舗目

相鉄グループの相鉄ホテル開発(本社:横浜市西区)は10月1日、台湾・台北市に直営ホテル「相鉄グランドフレッサ台北西門(タイペイシーメン)」を2023年春に出店すると発表した。同グループの海外における直営ホテルは韓国、ベトナム、タイなど6店舗目。
同ホテルは、地下鉄(板南線・松山新店線)の西門駅の出入口前にある大型LEDビジョンを備えた建物を賃借し、直営ホテルとして運営する。同エリア・周辺は多くの歴史的建造物、行政機関や司法機関も集中する、観光・ショッピング、ビジネスにも最適な立地。