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連ドラ「あさが来た」人気にあやかり社員有志がマップ

連ドラ「あさが来た」人気にあやかり社員有志がマップ

好評のNHK連続テレビ小説「あさが来た」人気にあやかろうと、ヒロインのモデルである明治時代の女性実業家で、大同生命(大阪市西区)の創設者の一人でもある広岡浅子(1849~1919年)ゆかりの地を紹介するマップを、大同生命の社員有志が作成した。
マップは縦約30㌢、横約40㌢のカラーで、、中之島や堂島エリアをカバーしている。江戸時代の古地図と現代の地図を見比べることができる。5万部発行し、市営地下鉄の駅や京阪電鉄の主要駅などで配布している。
観光客増につなげようと大阪市なども1月は、ドラマの舞台をボランティアガイドと巡る街歩きツアーを実施予定で、相乗効果が期待できそうだ。

京都・下鴨神社で新春「蹴鞠初め」巧みな足さばき披露

京都・下鴨神社で新春「蹴鞠初め」巧みな足さばき披露

京都市左京区の下鴨神社で1月4日、新春恒例の「蹴鞠(けまり)初め」があった。穏やかな天候に恵まれ、約3500人の観光客らが見守る中、色とりどりの伝統装束を身にまとった蹴鞠保存会のメンバーが、シカの革製の直径約20㌢の鞠を巧みに蹴り上げ、妙技を披露した。
この蹴鞠、勝敗はなく、相手が受けやすいように蹴ることが作法とされる。約15㍍四方の鞠庭で男女8人が1組となり、「ヤア」「オウ」などの掛け声とともに、息の合った足さばきを見せると、観光客らから盛んに拍手が送られていた。

のろしリレー 大河「真田丸」に合わせ長野~群馬結ぶ

のろしリレー 大河「真田丸」に合わせ長野~群馬結ぶ

2016年1月10日から始まるNHK大河ドラマ「真田丸」に合わせ、戦国武将・真田一族ゆかりの長野(上田市)~群馬(沼田市)両県の12カ所で、順にのろしを上げる「狼煙(のろし)リレー」のイベントが1月1日行われ、計7市町村の住民が参加した。
狼煙は戦国時代、味方への有力な情報伝達手段だった。名将幸村(信繁)と父昌幸らの居城だった上田城跡公園(長野県上田市)から、幸村の兄信幸の沼田城跡のある沼田公園(群馬県沼田市)までの約100㌔を結んだ。
上田城跡公園ではドラム缶を重ねた狼煙台を設置。一時強風にあおられたが、木の板で煙の方向を調整し、約40分かけてゴールした。

女性城主・井伊直虎の木像、浜松市・龍潭寺に奉納

女性城主・井伊直虎の木像、浜松市・龍潭寺に奉納

戦国時代、現在の浜松市北区周辺を治めた女性城主・井伊直虎の姿をかたどった木彫像がこのほど、井伊家の菩提寺、龍潭寺(浜松市北区引佐町)に奉納された。
法衣(ほうえ)を身にまとった座像で真正面を見つめる凛々(りり)しい表情が印象的。高さ49㌢、幅41㌢、奥行き25㌢。5本の杉を組み合わせた寄せ木造りで、同市在住の彫刻家の池谷雅之さん(61)が4カ月かけて制作した。12月28日から展示されている。
没落寸前の井伊家を守り抜いた直虎は、2017年放送のNHK大河ドラマのヒロインになる。ただ、その容姿を伝える史料は残っていない。

由利公正かまど 幻の「三岡へっつい」再現 福井県

由利公正のかまど 幻の「三岡へっつい」再現 福井県

幕末・明治時代前期に活躍した越前・福井藩士、由利公正(三岡八郎、1829~1909年)が考案したといわれる幻のかまど「三岡へっつい」の再現に向けて、福井県と同県左官工業組合が政策準備を進めている。
今年7月に三岡へっついの情報を募集、実物はみつからなかったが、文献を頼りに職人がイメージ模型を作成。12月27日から製作を本格化させる。2016年2月7日の「ふるさとの日」に披露した後、様々なイベントで使う。
同県は由利をNHK大河ドラマの主人公として誘致活動を進めており、同組合では誘致実現とともに、左官技術のPRなどにもつながると期待している。
三岡へっついは、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、大島昌宏の「炎の如く 由利公正」でも登場する。三岡(明治期に由利公正に改名)は横井小楠に影響を受け、財政・金融に明るく、坂本龍馬らとも親交があった。

江戸城の天守閣は高さ60㍍で日本一だった 耐震構造も

江戸城の天守閣は高さ60㍍で日本一だった 耐震構造も

広島大学の三浦正幸教授らの調査によると、1657年の明暦の大火で焼失した江戸城最後の天守閣「寛永度天守(かんえいどてんしゅ)」の往時の姿が明らかになり、天守台を除いた天守は60㍍で、その高さは当時の大阪城、名古屋城をしのぎ、日本一だった。また、大地震にも耐えられる構造になっていた。
地下1階、地上5階建てで、寛永度天守は3度築かれた江戸城の天守閣のうち、徳川三代将軍・家光が1638(寛永15)年に建てた最後の天守閣。