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大坂の陣400年「城塞」テーマに2/7菜の花忌シンポジウム

大坂の陣400年「城塞」テーマに2/7 菜の花忌シンポジウム

「第19回菜の花忌シンポジウム」(司馬遼太郎記念財団主催)が2月7日午後2時、大阪市中央区のNHK大阪ホールで開かれる。テーマは「乱世から乱世へ—-『城塞』から考える」。2014年から15年にかけては、「大坂の陣400年」。司馬が大坂の冬の陣・夏の陣を描いた小説『城塞』を軸に、戦国時代の大坂城を巡る様相、乱世における人間模様など様々な観点から意見を交わす。

司馬遼太郎賞・フェローシップ贈賞式(記念スピーチは、作家の伊集院静さん)に続くシンポジウムのパネリストは、建築家の安藤忠雄さん、作家、伊東潤さん、静岡文化芸術大学教授・磯田道史さん、女優の杏さん。司会は文化外国語専門学校校長で元NHKアナウンサー、古屋和雄さん。

優雅に”蹴”高く 京都・下鴨神社で「蹴鞠初め」

優雅に”蹴”高く 京都・下鴨神社で新年「蹴鞠初め」

平安時代に貴族が楽しんだ「蹴鞠(けまり)」を神前に奉納する「蹴鞠初め」が1月4日、京都市左京区の下鴨神社であった。雪化粧した境内で、「蹴鞠保存会」メンバーが鞠を蹴る度に発する「ヤア」「オウ」などの掛け声が響いた。約15㍍四方の「鞠(まり)場」で、古式ゆかしい装束を身に着けた男女8人が1組となり、シカ皮でできた鞠(直径約20㌢)を蹴り合う。約3000人の参拝者らは、見事な足さばきに歓声を挙げていた。

わび茶「珠光茶会」15年2月は2日延長し7日間に

わび茶「珠光茶会」15年2月は2日延長し7日間に

奈良市の春日神社や東大寺など7社寺を主な会場として奈良の茶文化に親しんでもらおうと開く「珠光茶会」が、2015年2月には7日間と今年より2日延長されることになった。奈良市などの実行委員会が決めた。今年2月に初めて開かれ、3日間で予想より2000人多い6000人が参加したことから、期間の延長で混雑を緩和する。茶会はわび茶の祖とされる室町時代の茶人、村田珠光が奈良市の出身であることにちなみ、今年2月に初開催した。

東大寺南大門・金剛力士像 修理終え開眼法要

東大寺南大門・金剛力士像 修理終え開眼法要

奈良市東大寺南大門にある金剛力士像(国宝)のうち口を開けた阿形(あぎょう)が約20年ぶりの修理を終え、12月20日に開眼法要が営まれた。阿形は10月から、長年たまったほこりや汚れを落とす作業に入り、作業はこのほど終わった。口を閉じた吽形(うんぎょう)の修理は2015年度に開始する予定。この日は筒井寛昭別当ら6人の僧侶が般若心経を唱え、阿形像の前で像に魂を入れる儀式が営まれた。

藤原宮 瓦最大産地の窯跡 奈良県高取町で発見

藤原宮 瓦最大産地の窯跡  奈良県高取町で発見

奈良県高取町教育委員会は12月18日、藤原宮(694~710年同県橿原市)の瓦を焼いた7世紀末の窯跡が、同町市尾で見つかったと発表した。周辺は藤原宮で使われた瓦の最大産地とみられていたが、窯跡の発見は初めて。燃焼室など窯の構成部分がすべて良好な状態で残り、天皇が執務する大極殿に使う軒丸瓦(のきまるがわら、直径約20㌢、厚さ約5㌢)も出土した。

窯跡は丘陵の西側斜面に造られ、全長6㍍、幅1.3㍍。粘土のブロックを棒状の道具で突き固めながら積んで窯を築き、木を燃やす燃焼室、瓦を焼く燃成室、煙が抜ける煙道をすべて確認できた。傾斜は約15度と緩く、「登り窯」から後世の「平窯」への過渡期とみられる。窯の中からは軒丸瓦や丸瓦、窯を使い終えた後の儀式で供えたらしい馬の下あごの骨も出土した。網伸也・近畿大教授は「7世紀後半に滅亡した百済からきた工人が伝えたのだろう。日本最初の都城を造った国家の意気込みを感じさせる」と話している。

京都・岡崎の尊勝寺で最大級の九体阿弥陀堂跡を確認

京都・岡崎の尊勝寺で最大級の九体阿弥陀堂跡を確認

発掘調査会社のイビソク関西支店(京都市伏見区)は12月18日、左京区岡崎の発掘調査で、平安後期に建立された六勝寺の一つ「尊勝寺」の九体阿弥陀堂(くたいあみだどう)跡の南端を確認したと発表した。廂(ひさし)と孫廂を含めた建物の全長は約65㍍と判明、九体阿弥陀堂としては最大級という。南北に長い建物の南部分で、複数の柱穴跡を確認した。建物の南端を示す柱穴跡もあり、これまでの調査で判明している北限部分に照らして、廂を含めた柱間は17間、建物自体の柱間は13間と分かった。南端の柱穴は直径1.5~2㍍と大きく根固め石が敷き詰められていた。礎石は見つからなかった。

尊勝寺は法勝寺をはじめとして岡崎地区に建てられた六カ寺の一つ。九体阿弥陀堂は堀河天皇の発願で1105年に建立。9体の阿弥陀如来像と四天王像を安置したとされる。