小惑星イトカワの誕生は46億年前 微粒子分析で解明 2018年8月9日歴史くらぶcare 小惑星イトカワの誕生は46億年前 微粒子分析で解明 大阪大学大学院理学研究科の寺田健太郎教授らのグループの分析によると、小惑星「イトカワ」はおよそ46億年前にできた小惑星が壊れてできたことが分かった。 日本の探査機「はやぶさ」が8年前、地球に持ち帰ったイトカワの微粒子に含まれる、ごく少量のウランと鉛の質量の変化を、特殊な装置を使って詳細に分析した結果、分かったもの。小惑星のできた時期が実際のサンプルで解明されたのは初めて。
東大寺・大仏 お盆前に恒例の”お身拭い” 2018年8月8日歴史くらぶcare 東大寺・大仏 お盆前に恒例の”お身拭い” 奈良・東大寺で8月7日、大仏にたまったほこりを落とす恒例の”お身拭い”が行われた。お盆前の毎年8月7日に行われるお身拭いは、午前7時から大仏殿で大仏の魂を抜くための法要が行われた。 その後、白い装束を身に着けた僧侶らおよそ180人が高さおよそ15㍍ある大仏の顔や、手のひらの上にのぼり、ほうきやはたきを使って、たまったほこりを丁寧に払い落としていた。顔や肩の部分は天井から吊るしたかごに乗り込んだ人たちが作業にあたり、ほこりが舞い上がっていた。
日本人の起源に迫れるか 弥生人の40点の骨を初のDNA分析 2018年8月2日歴史くらぶcare 日本人の起源に迫るか 弥生人の40点の骨を初のDNA分析 国立科学博物館や国立歴史民俗博物館が、鳥取市・青谷上寺地遺跡で見つかった、およそ2300年前から1700年前の弥生人の人骨およそ40点のDNAを最新の手法で分析する調査を始めた。 これだけまとまった数の弥生人のDNA分析を詳細に行うのは初めてで、研究グループでは調査を通じて、日本人の起源に迫りたいとしている。 遺伝情報を分析したうえで、弥生人同士の血縁や髪の毛、目の色など身体的な特徴を明らかにする予定。また、稲作などの新たな文化を携えて大陸から渡来した人たちが日本列島でどのように広がり、今の日本人に繋がるのか解明したいとしている。
大阪 天神祭・本宮 船渡御と5000発の花火が夜空彩る 2018年7月26日歴史くらぶcare 大阪 天神祭・本宮 船渡御と5000発の花火が夜空彩る 大阪の代表的な夏祭り、天神祭は7月25日、本宮を迎え午後6時から大川に100隻の祭り船が行き交う「船渡御」が始まった。 船に乗り込んだおよそ1万3000人が太鼓をたたいたり、手を打つなどして祭りを盛り上げた。ほどなく、これに合わせておよそ5000発の花火が打ち上げられ、浪速の夏の夜空を彩った。 両岸の川沿いでは外国人はじめ家族連れ、浴衣姿のカップルら大勢の見物人が、飲み物片手にうちわを仰ぎながら、ひととき時間を忘れて壮麗な祭りに見入っていた。
比叡山延暦寺「根本中堂」改修作業見学のステージ完成 2018年7月26日歴史くらぶcare 比叡山延暦寺「根本中堂」改修作業見学のステージ完成 滋賀県大津市の比叡山延暦寺で60年ぶりに改修中の国宝「根本中堂」の様子を間近で見られる専用のステージが完成し、8月1日から公開されることになった。 根本中堂は現在、仮の屋根で覆われているが、延暦寺は根本中堂と廻廊の間の中庭にステージを作り、幅35㍍、高さ10㍍の4層構造で、一番上の4層目からは銅板やサワラの板を使って屋根をふき替える作業を間近で見ることができる。 また3層目は、職人たちが使う足場と同じ高さになっていて、当時の色を復元して、外壁や彫刻などに塗りを施す仕事ぶりを見ることができるという。
大阪 天神祭「鉾流神事」で幕開け 7/25本宮 2018年7月25日歴史くらぶcare 大阪 天神祭「鉾流神事」で幕開け 7/25本宮 大阪天満宮の夏祭り「天神祭」は7月24日朝、堂島川に浮かべた船の上から、木でつくった鉾(ほこ)を流して、人々の無病息災を祈願する「鉾流神事(ほこながれ・しんじ)」が行われて、幕を開けた。 天神祭は宵宮の24日午後から太鼓や舞が披露され、天神橋商店街などを神輿が練り歩き、本宮の25日はおよそ100隻の船が大川を行き交う「船渡御」が行われる。そして、夜にはおよそ5000発の奉納花火が打ち上げられ祭りのクライマックスを迎える。