富士フィルム 迅速・高感度のコロナの抗原検査キットの開発開始

富士フィルムは10月5日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検査キットの開発を開始したと発表した。写真の現像プロセスで用いる銀塩増幅技術を応用した「銀塩幅イムノクロマト法」により、迅速かつ高感度検査が可能な新型コロナウイルス抗原検査キットの早期実用化を目指す。同検査キットの開発にあたり、横浜市立大学(所在地:横浜市)より新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原を検出できる抗体の提供を受ける。
抗原検査は迅速に検査を実施でき、その場で結果を確認できるというメリットがあるが、PCR検査に比べて感度が低く、その高感度化が求められている。

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