日本たばこ産業(JT)は2月9日、国内のたばこ市場の縮小に対応するため、たばこ製造を担うJT九州工場(所在地:福岡県築紫野市)およびフィルターを手掛ける子会社、日本フィルター工業の田川工場(同福岡県田川市)の2工場を2022年3月末に閉鎖すると発表した。これらと併せてJT社員を対象に1,000人規模の希望退職を募る。
また、国内人員の削減数は総数1万3,500人の2割に当たる3,000人規模を見込んでいる。
台湾TSMCが茨城県つくば市に半導体の研究開発拠点を新設へ
世界の半導体生産トップの台湾積体電路製造(TSMC)は2月9日、日本に研究開発を目的とした子会社を設立すると発表した。茨城県つくば市に拠点を新設し、高性能な3次元集積回路(IC)の製造技術開発を目指す。投資額は最大で186億円。
翼竜「ヒタチナカリュウ」の化石 実は国内最大級スッポンの骨
理研 スパコン「富岳」3/9供用開始 コロナ関連研究で時期前倒し
理化学研究所計算化学研究センター(所在地:神戸市)は2月9日、スーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を3月9日に供用開始し、本格稼働させると発表した。当初は2021年度を予定していたが、新型コロナウイルス関連の研究や産業の競争力強化を急ぐため、前倒しする。国費約1100億円を投じ理研と富士通が共同開発した。「京」の後継機。
荏原環境プラント 中国・北京市ごみ発電プラント向け焼却炉受注
荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は2月10日、100%子会社の青島荏原環境設備有限公司が、中国で北京高能時代環境技術股份有限公司より、ごみ焼却発電プラント向け焼却炉を受注したと発表した。受注したのは、北京市順義区三期ごみ焼却発電プラント向けHPCCストーカ式焼却炉で、処理能力は800トン×1炉=800トン/日。荏原グループは持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていく。
JA三井リース,東芝エネルギーS 台湾の太陽光発電ファンドへ出資
JA三井リース(本社:東京都中央区)と東芝エネルギーシステムズ(本社:神奈川県川崎市、以下、東芝ESS)は2月9日、Photon Energy Power Corporation(以下、PHOTON)グループの「Photon Taiwan Fund L.P」に出資すると発表した。
台湾における太陽光発電事業への参画を通じ、さらなる再生可能エネルギー関連の事業展開につなげていく。