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「本能寺の変」直後の柴田勝家直筆の書状 新潟県で見つかる

「本能寺の変」直後の柴田勝家直筆の書状 新潟県で見つかる

天下統一を目前にした織田信長が、家臣の明智光秀に討たれた「本能寺の変」。その8日後の天正10年6月10日、現在の福井市の居城にいた柴田勝家が、織田方の武将、溝口半左衛門に宛てて書いた直筆の書状が、新潟県新発田市で見つかった。新発田市の溝口家に残る歴史資料の中から見つかった。
文面には、光秀の討伐に出遅れた勝家が当時、京都から大坂に展開していた光秀の居場所を正確に把握できていなかったことがうかがえる内容が記されている。そのうえで、光秀が拠点としていた江州、現在の滋賀県にいるとみて、当時の大坂にいた織田方の重臣、丹羽長秀と連携して光秀を討伐する計画を明らかにしている。

奈良・当麻寺で最古級の金銀銅の舎利容器見つかる

奈良・当麻寺で最古級の金銀銅の舎利容器見つかる

奈良県葛城市の当麻寺で飛鳥時代につくられたとみられる金、銀、銅の容器が三重の入れ子になった舎利容器が見つかった。
一番外側の銅製のものは高さおよそ9㌢、内側の銀製がおよそ3㌢、最も内側の金製がおよそ1㌢で、いずれもふたの付いたお椀のような形をしている。奈良国立博物館によると、形などの特徴から飛鳥時代後期につくられたとみられるが、この時期につくられた金、銀、銅の舎利容器で完全に残っているのは全国でも法隆寺など数例で、極めて貴重な発見だとしている。
この舎利容器は2019年2月から奈良国立博物館で公開される。

平成最後の園遊会 変わりなく赤坂御苑で和やかに懇談

平成最後の園遊会 変わりなく赤坂御苑で和やかに懇談

天皇、皇后両陛下が主催する秋の園遊会が11月9日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻ら皇族方とともに、およそ1800人が出席した。
来春(2019年4月30日)の退位を控え、平成最後となった園遊会。あいにくの雨が降りしきる中だったが、いつもと変わらず両陛下は、1つの傘に入り、およそ1時間にわたり各界の功労者ら招待客と和やかに懇談された。

インドネシアの洞窟に4万年前の野生牛の壁画

インドネシアの洞窟に4万年前の野生牛の壁画

インドネシアやオーストラリア・グリフィス大学の研究チームが、インドネシアのカリマンタン島東部の洞窟に残る野生の牛とみられる動物などを描いた壁画は、4万年以上前のものとする調査結果を、11月7日付の英科学誌ネイチャーの電子版で発表した。
この壁画について同チームは、現生人類が欧州で残した最も古い洞窟の壁画とほぼ同時期とみている。そして、その根拠として「この壁画は単純な絵ではなく、具体的な描き方をしている」と強調している。

昭和の復興から3代目大阪城天守閣が”米寿”迎える

昭和の復興から3代目大阪城天守閣が”米寿”迎える

昭和6(1931)年11月7日、市民の寄付によって復興された大阪のシンボル、大阪城。この3代目の天守閣が7日、数え年で88歳の”米寿”を迎えた。
5000枚限定の記念の証明書(縦およそ10cm、横およそ19cm)が、午前9時から訪れた観光客に記念の証明書が配られた。この証明書は天守閣の屋根をかたどった形で、日本語と英語の両方で米寿を迎えた内容が書かれている。
豊臣秀吉が淀君のために建てたといわれる大坂城の初代天守は1585年に完成したが、1615年の大坂夏の陣で豊臣秀頼、淀君ら豊臣氏の滅亡とともに焼失。徳川幕府が再建した2代目天守も1665年に落雷で焼失している。
当時としては最先端だった、鉄筋コンクリート造で建設された現在の3代目天守の高さは地上55m。

天皇陛下在位30年記念貨幣 大阪・造幣局で打ち初め式

天皇陛下在位30年記念貨幣 大阪・造幣局で打ち初め式

大阪市北区の造幣局で11月5日、天皇陛下の在位30年を記念した1万円金貨と500円銅貨の打ち初め式が行われた。
1万円金貨は純金で20㌘あり、表には翼を広げた鳳凰(ほうおう)がデザインされ、500円銅貨には天皇皇后両陛下のご成婚のパレードで使用された馬車がデザインされている。また、いずれも桐と白樺があしらわれ、裏には菊の紋章が描かれている。
1万円金貨は単体の場合、13万8000円、金貨と銅貨のセットは14万円で通信販売され、銅貨だけの場合は金融機関の窓口で額面と同じ500円で引き換える。通信販売の申し込みは11月21日までで、販売と引き換えは2019年2月ごろから予定されている。

和歌山で大津波の教訓伝える「稲むらの火祭り」

和歌山で大津波の教訓伝える「稲むらの火祭り」

和歌山県広川町で10月28日、江戸時代末期の安政南海地震(1854年)の際、豪商、濱口梧陵が収穫された稲の束に火をつけて、村人たちに大津波の襲来を知らせ高台に避難させたという”稲むらの火”の逸話を今に伝える「稲むらの火祭り」が開かれた。
この火祭りは教訓として毎年開かれているが、今回は地元の人たちはじめ、10月31日から和歌山県で開かれる「世界津波の日 高校生サミット」に参加する世界48カ国の高校生およそ250人も加わり、改めて地震が起きたら高台に避難するという津波防災の意識を高めていた。

平城京の南端から庶民の倉庫・井戸など住宅跡見つかる

平城京の南端から庶民の倉庫・井戸など住宅跡見つかる

奈良市教育委員会の発掘調査によると、奈良時代の都、平城京の南端にあたる場所から、庶民の住宅跡が倉庫や井戸などとともに見つかった。
住宅跡が見つかったのは、現在の奈良市西九条町にある工場の敷地。通路や溝で区切られた一辺約30㍍四方の広さの約900平方㍍の住宅の敷地の中に、東西約10㍍、南北約4㍍の母屋とみられる建物の跡あ、その近くで倉庫や井戸の跡も確認された。
同市教委は、今回見つかった住宅跡はその立地などから平城京内で働いていた下級役人か庶民の住宅だと考えられるという。

「風神雷神図屏風」など約50点をパリで公開

「風神雷神図屏風」など約50点をパリで公開

フランスで開催されている日本文化を紹介するイベント「ジャポニズム2018」の一環で、10月26日から京都・建仁寺(京都市東山区)が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」が欧州で初めて、フランス・パリで公開される。
今回公開されるのは江戸時代を代表する絵師、俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風をはじめ、桃山時代から明治時代にかけての屏風や陶芸作品など約50点も合わせて展示される。
フランスのメディアから約90人を招いて25日開かれた内覧会では、日本を代表する美術作品に高い評価の声が寄せられた。

近江商人・伊藤忠兵衛直筆の財団設立時の書類見つかる

近江商人・伊藤忠兵衛直筆の財団設立時の書類見つかる

滋賀県豊郷町で著名な近江商人の一人、2代目伊藤忠兵衛が100年前、故郷の豊郷町のために財団を設立した際の直筆の書類が見つかった。
今回、廃校となった小学校に残されているのが見つかった資料は、合わせておよそ100ページで、財団の定款を忠兵衛が直筆で書いたもの。「自治ノ発展ニ貢献セムトス」と故郷への思いを表現している。また、「金 参萬圓(さんまんえん)」を財団設立のために寄付するとある。現在の物価に換算すると6000万円余りになるという。
忠兵衛は教育や福祉の分野でも多額の寄付を行っており、専門家は「近江商人は社会貢献の意識が高かったことで知られ、忠兵衛もその一人だったことがうかがえる貴重な資料だ」としている。
2代目伊藤忠兵衛は滋賀県豊郷町の出身で、現在の大手商社、伊藤忠商事、丸紅の礎を築いたとされている。