7世紀後半の飛鳥時代”のろし”台の穴?見つかる 奈良・高取町

奈良県高取町教育委員会の発掘調査によると、高取町・佐田タカヤマ遺跡で、日本書紀に記されている、7世紀後半の飛鳥時代に”のろし”をあげるときに使ったとみられる穴「烽火(のろし)台」の跡が見つかった。
穴は直径およそ2m、深さ2.7mほど。小高い場所にあり、底の土が焼けて変色していることから、のろしをあげるために使われたとみられるという。一緒に見つかった土器などから、穴と建物の跡は7世紀後半の飛鳥時代のものとみられ、建物はのろしをあげる人の詰め所などとして使われた可能性が高い。

大和ハウス 中国で不動産開発事業推進 江蘇省常州市で新会社

大和ハウス(本社:大阪市北区)は1月22日、中国江蘇省常州市で新たに不動産開発を行うため、子会社の常州市の100%出資子会社との合弁で新会社を設立したと発表した。同社は2007年より江蘇省蘇州市での分譲マンション開発事業を皮切りに、江蘇省エリアでの不動産開発を進めており、今回の不動産開発は江蘇省エリアで6カ所目。常習市では3カ所目の不動産開発事業。

島津製作所 新型コロナPCR検査試薬キットの海外輸出を開始

島津製作所(本社:京都市中京区)は1月21日、新型コロナウイルス検出試薬キットの海外販売を本格化していくと発表した。1月19日いシンガポールの健康科学庁から販売の暫定承認が得られ、2月上旬からアジア・オセアニア地域の統括会社Shimadzu(Asia Pacific)Pte.Ltd.を通じて東南アジアに輸出する。試薬キットの海外向け生産量は、最大で月間3,000キット(30万検査分)を想定している。

村田製作所 中国国内で深圳市に2つ目のEMCセンター新設

村田製作所(本社:京都府長岡京市)は1月22日、子会社の村田電子貿易(深圳)有限公司が、中国・深圳市に電波暗室(ムラタ深圳EMCセンター)を新設し、車載機器などのEMCノイズ評価を実施するサポートを開始したと発表した。この種の施設は、中国国内では上海に次いで2カ所目。
これにより今後大きな需要伸びが期待されるEV化や、CASE(コネクティッド化・自動運転化・シェア/サービス化・電動化)に向けて、顧客企業へトータルソリューションの提供を強化していく。EMCとは、Electro Magnetic Compatibility。