国分グループ会社(本社:東京都中央区)はこのほど、グループ企業でマレーシアで物流事業を展開するKokubu Food Logistics Malaysia Sdn.Bhd.(本社:セランゴール州)が、クアラルンプール近郊シャー・アラムに低温物流センターを開設、稼働させたと発表した。
同センターは冷凍(-18℃~-25℃)、冷蔵(0℃~8℃)、エアコン(15℃~20℃)、常温の4温度帯対応の物流センターで、これによりマレーシア国内で低温加工食品のコールドチェーン物流機能を発揮していく。シャー・アラムには3つの主要高速道路があり、マレーシア半島全域への配送が可能となる。
ニトリHD 島忠株式の公開買付けにより経営統合で合意
ニトリホールディングス(東京本部:東京都北区)は11月13日、16日より1株当たり5,500円で開始する公開買付けを通じて、経営統合することで合意、経営統合契約を締結したと発表した。
ローソン 札幌・福岡市の直営7店舗でフードデリバリサービス
ローソン(本社:東京都品川区)は11月13日、日本のコンビニエンスストアで初めてfoodpanda Japan(本社:東京都港区)が運営するフードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」の取り扱いを11月17日より、北海道・札幌市と福岡市の直営店7店舗で開始すると発表した。これによりローソンのフードデリバリーサービスの取り扱い店舗数は22都道府県の1,140店舗となる。
foodpandaは、アジアの12の国と地域の300以上の都市で展開しているフードデリバリーサービス。
明治 中国・上海にアイスクリーム生産拠点を新設
明治(本社:東京都中央区)は11月13日、中国事業を統括する100%出資子会社、明治(中国)投資有限公司を通じて、明治制果食品工業(上海)有限公司に増資し、アイスクリーム生産拠点を新設すると発表した。増資額は6億5,000万人民元(約103億円)で、2023年度より生産を開始する計画。中国におけるアイスクリーム事業の拡大に対応し、海外市場での持続的な成長基盤を確立する。
工作機械の10月受注額823億円余の5.9%減で25カ月連続減
日本工作機械工業会のまとめによると、10月の工作機械受注額(速報)は前年同月比5.9%減の823億2,100万円と、25カ月連続で前年実績を下回った。内需は13.6%減の288億6,600万円と23カ月連続で減少。9月に持ち直しの気配がうかがわれた外需も1.1%減の534億5,500万円にとどまり、2カ月ぶりに減少した。
パナソニック 持株会社に トップ交代 社長に楠見氏
パナソニック(本社:大阪府門真市)は11月13日、常務執行役員の楠見雄規氏(55)が2021年6月24日付で社長に昇格する人事を発表した。津賀一宏社長(64)は代表権のない会長になる。
また、同社は2022年4月に持株会社制へ移行し、社名を「パナソニックホールディングス」に変更する。社長交代と持株会社化で、低収益事業の整理成長軌道への早期復帰を目指す。

