全日本空輸(ANA)は7月14日、成田-ベトナム・ホーチミン線を8月から運航を再開すると発表した。成田-ホーチミン直行便を火・木・土の週3便運航する。
日本政府は経済活動の再開・拡大の一環として、海外への渡航制限・入国制限の緩和方針を打ち出し、その第一弾としてベトナムとのビジネス関係者の往来を対象に挙げており、こうした方針を受けた措置。
ニッコンHD ベトナム子会社がハナム省に6カ所目の拠点竣工
ニッコンホールディングス(本社:東京都中央区)は7月8日、子会社のNIPPON KONPO VIETNAMグループが、ベトナム6カ所目の自社拠点として、首都ハノイの南のハナム省のドンバン工業団地に新たに倉庫を建設竣工したと発表した。新倉庫は鉄骨スレート造平屋建て。敷地面積2万㎡、倉庫面積8,922㎡。事務所面積265㎡×2階建て。同工業団地では2014年7月の拠点倉庫に続き2カ所目。
第一稀元素 ベトナム子会社の新工場23年7月生産開始へ延期
第一稀元素化学工業(本社:大阪市中央区)は7月9日、ベトナム子会社Vietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(所在地:ベトナム・バリアブンタオ省、以下、VREC)の生産能力増強と事業拡大を目的として、2022年5月の生産開始予定で新工場の建設工事を進めていたが、2023年7月に延期すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による渡航制限で、従業員を現地に派遣することが難しいことに加え、この影響により必要な機器手配等に遅延が発生しているため。
同子会社はジルコンサンドの安定調達と高品質ジルコニウム中間体の製造、オキシ塩化ジルコニウムの生産・販売を手掛けている。