日揮HD ベトナム・第2タンロン工業団地で太陽光発電受注

日揮ホールディングス(本社:横浜市西区)は12月15日、日揮グローバル並びにベトナム現地法人JGCベトナム社が、住友商事がベトナムフンイエン省で運営する第2タンロン工業団地における太陽光発電導入プロジェクトを受注したと発表した。受注金額、納期などは非公表。
同プロジェクトは、同団地入居企業に対してグリーン電力を供給するプロジェクトで、発電容量は1MW(メガワット)の太陽光発電設備に関する設計・機材調達・建設工事を担う。

三菱総研 ベトナム・ハノイとUAE・ドバイに営業拠点を開設

三菱総合研究所(本社:東京都千代田区)は12月15日、ベトナム・ハノイに駐在員事務所、アラブ首長国連邦ドバイに支店をそれぞれ開設すると発表した。東南アジア諸国・中東諸国の社会課題解決および日本企業の同エリアにおける競争力向上に貢献する。
同社は2020年に創業50周年を迎え、豊かで持続可能な未来の共創を使命として国内外の「未来社会実現」「社会課題解決」を目指している。

荏原 ベトナムで「KDセンター」稼働開始しサプライチェーン強化

荏原製作所(本社:東京都大田区)は12月15日、海外市場での標準ポンプ事業の競争力を高めるため、グローバル生産体制・サプライチェーンの強化に向け、このほどベトナムで標準ポンプの製品組立を行う「ノックダウン(KD)センター」の稼働を開始したと発表した。
KDセンターは、イタリアの荏原グループの工場で生産された標準ポンプ製品の部品を一定量在庫し、製品に組み立てて出荷するための施設。一括で部品を在庫し、需要に応じて組み立てて出荷できるようになるため、適正在庫の維持と効率的な製品供給を促進し、納期短縮化および在庫圧縮を実現する。

プレステージ ベトナム駐在員事務所を現地法人化 業容拡大へ

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業、インシュアランスBPO事業などを手掛けるプレステージ・インターナショナル(本社:東京都千代田区、以下、PI)は12月10日、事業規模の拡大やサービス向上を目的とし、ベトナムの駐在員事務所に代わる新法人を11月に設立し、2021年2月から運用を開始すると発表した。
ベトナム現地法人「PRESTIGE INTERNATIONAL VIETNAM Co.,Ltd.」(所在地:ハノイ)の資本金は43億4,746万ベトナムドン(約2,000万円)。ジャパニーズ・ヘルプデスク事業や、医療機関で日本人向けヘルスケアプログラムサービスのアシストなどを主業務とする。

シャープ ベトナム・ビンディン省で太陽光発電所建設7カ所目

シャープエネルギーソリューション(SESJ)は12月14日、ベトナムの発電事業者Viet Nam Renewable Energy Joint Stock Companyや、現地工事会社NSN Construction and Engineering Joint Stock Companyほかと共同で、ベトナム・ビンディン省に太陽光発電所(メガソーラー)を建設したと発表した。
同発電所の出力規模は約50MW-dc。年間予測発電量は約8万2,506MWh/年を見込み、これはベトナムの標準的な家庭の約4万3,700世帯分の年間消費電力量に相当する。
SESJはこれまで、ベトナム国内に6カ所(出力合計約290MW-dc)の太陽光発電所を建設。今回の発電所の建設により、出力規模は合計約340MW-dcとなった。

アウンサンコンサルティング ベトナムで日本発AIサービス提供へ

ITマーケティングなどを手掛けるアウンサンコンサルティング(本社:東京都文京区)は12月8日、人工知能(AI)技術をベースにしたWebマーケティングサービスを手掛けるシルバーエッグテクノロジーズ(本社:大阪府吹田市)が開発し、国内レコメンドツールNo.1のシェアを持つ「アイジェント・レコメンダー」のベトナムでの販売権を取得したと発表した。
日本が生み出した最高峰クオリティのサービスをベトナムマーケットへ浸透させるとともに、日本発サービスの海外展開貢献およびベトナムマーケットにおけるEC市場拡大へ寄与していく。