造幣局(所在地:大阪市北区)は3月15日、春の風物詩「桜の通り抜け」を4月8~14日に実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で2020年は中止したが。2021年は入場を事前申し込み制にして再開する。2020年12月から約1カ月間希望者を募集した。6万1,200人の定員に対し、約4万人の申し込みがあった。
1月機械受注 前月比4.5%減の8,417億円 4カ月ぶりマイナス
内閣府のまとめによると、1月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比4.5%減の8,417億円となり、4カ月ぶりにマイナスとなった。基調診断は「持ち直している」を据え置いた。製造業は4.2%減の3,624億円、非製造業が8.9%減の4,744億円だった。船舶・電力や官公庁、外需を含む受注総額は1.7%減の2兆3,974億円。
JA全農 パックご飯事業に参入 サトウ食品と協力し生産4倍に
全国農業協同組合連合会(JA全農、本所所在地:東京都千代田区)は3月15日、パックご飯製造のJA加美よつばラドファ(所在地:宮城県加美町)を子会社化し、パックご飯事業に参入すると発表した。提携するサトウ食品と協力し、2022年度に生産能力を4倍にする。JA全農がパックご飯を直接手掛けるのは初めて。
ユーグレナ 米2社と航空バイオジェット燃料開発に成功
バイオベンチャー企業、ユーグレナ(本社:東京都港区)は3月15日、米国のChevron Lummus Global,LLC(以下、CLG社)、Applied Research Associates,Inc.(以下、ARA社)とともにユーグレナの製造実証プラントで、藻類などを原料にしたバイオジェット・ディーゼル燃料の開発に成功したと発表した。国内外の航空会社と燃料供給について交渉し、2021年内にバイオジェット燃料による航空機の飛行を目指す。
「葵祭」平安の雅の王朝絵巻「路頭の儀」コロナで今年も中止に
OKIとロンコ・ジャパン 物流のルート配送でAIの有効性を実証
OKI(本社:東京都港区)は3月15日、ロンコ・ジャパン(本社:大阪市)の協力を得て物流分野におけるルート配送の効率化で、OKIのAI技術の有効性を、実証実験により確認したと発表した。
ロンコ・ジャパンが推進するルート配送計画の自動化とコスト最小化の取り組みの一環として、OKIが開発した「コスト最小型ルート配送最適アルゴリズム」により、配送計画の最適解を算出した結果、車両13台の配送総走行距離を、人手で策定した配送計画より1日当たり約300km削減し、コスト最小化への有効性を確認している。また、これに伴うCO2排出量の削減にも貢献する。
ちなみに、今回の1日車両13台のケースで試算すると、燃料代は年間約360万円のコスト削減、また年間約440kgのCO2排出量削減が可能となる。