大阪メトロは3月30日から、AI(人工知能)配車バスの実証実験を市内3カ所で開始する。平野区の加美地域、長吉地域および生野区の3カ所。料金は大阪シティバスと同じ、中学生210円、小学生110円。
AI配車バスは利用者は、スマートフォンのアプリや電話で乗り降りしたい停留所と時間を指定すると、AIが8人乗りの小型バスを最短ルートで向かわせる仕組み。複数の利用者を目的地に運ぶ最適なルートをその都度、判断するという。
ピーチ・アビエーション 無料PCR検査 大型連休明けまで延長
LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは、関西空港と成田空港を出発する23路線の利用客を対象に2月から実施している無料のPCR検査を、5月の大型連休が終わる5月9日搭乗分まで延長することを決めた。連休中の航空需要を喚起していく。同社は当初3月末までとしていた。
ヤンマーHD 舶用燃料電池システムの実証試験を開始
ヤンマーホールディングスおよびグループ会社のヤンマーパワーテクノロジーは3月24日、同日より舶用水素燃料電池システムの実証試験を開始したと発表した。
ヤンマーグループは、水素燃料を利用した将来のパワートレインの技術開発の一環で、トヨタ自動車製MIRAI燃料電池ユニットなどを組み合わせた船舶用燃料電池システムを開発し、自社製ボートによる実証試験を開始。2025年までの実用化に向け、燃料電池システムの複数台連結による大容量パッケージを開発し、より大型の船舶に対して水素燃料を使用したシステムソリューションの提供を目指す。
三菱倉庫 インドネシア現地法人がスラバヤ支店を開設
三菱倉庫(本店:東京都中央区)は3月24日、インドネシア現地法人で国際輸送サービスを展開するPT.DIA-JAYA FORWARDING INDONESIA(以下、DIA-JAYA)が、スラバヤ支店を開設したと発表した。東ジャワ州のロジスティクスサービスを強化する。同支店はすでに3月1日から営業を開始している。
ダイハツ HVに再参入 政府の35年までに乗用車の電動化受け
ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は、自社生産として約10年ぶりにハイブリッド車(HV)に再参入する。政府の、2035年までに乗用車の新車販売のすべてをHVを含む電動車にするとの方針を受けたもの。
2021年に小型車を市場投入、その後軽自動車へ広げる方針。21年に投入するのは小型スポーツ用多目的車(SUV)「ロッキー」となる見込み。トヨタ自動車のシステムをもとに開発を加速する。”生活の足”として支持される軽自動車でHV化による価格上昇をどれだけ抑えられるかが焦点。
「モスバーガー」フィリピン・マニラ首都圏マカティ市で3号店
ハンバーガーチェーン大手の「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(本社:東京都品川区)は3月23日、フィリピンのマニラ首都圏マカティ市で同国3号店を開業した。投資額は数千万円で、1日当たり200人の来店を見込む。NNA ASIAが報じた。同社は2028年3月までに同国で50店舗の出店目標を掲げている。