悲劇の貴人
- 木曾義仲 後白河法皇の術中にはまり、死に急いだ悲劇のヒーロー
- 平城天皇 早良・伊予両親王の亡霊に抗し切れず譲位した病弱な人物
- 平維盛 源平争乱の荒波に押しやられた、清盛の嫡孫・純愛カップルの愛
- 徳川家定 幕末 将軍後継問題の原因をつくった病弱・暗愚の将軍
- 大内義隆 京の都かぶれ、公家かぶれが命取り 重臣に謀反起こされ自害
- 足利義尚 ポスト義政の争いに勝ったが、25歳の若さで病没した九代将軍
- 足利義視 兄・義政から九代将軍を約束されながら、反古にされた弟
- 足利義嗣 父・義満の皇位簒奪計画に翻弄され、波乱の人生送る
- 足利義輝 権謀家が策に溺れ、松永久秀に殺害された室町十三代将軍
- 浅野長矩 「忠臣蔵」が生まれる大本をつくった、藩主の器量に?の人物
- 織田信雄 “天下人”織田家を秀吉に乗っ取られた、愚かな三代目
- 聖武天皇 藤原氏の御輿に乗ったがコンプレックスに苛まれた孤独の帝王
- 松平定敬 慶喜に従ったが故に“敵前逃亡”のレッテル張られた桑名藩主
- 山背大兄王 二度にわたり即位を阻まれ、入鹿に襲われて一族と自刃
- 後鳥羽上皇 朝廷権力の回復図るが、「承久の乱」で敗れ隠岐へ配流に
- 古人大兄皇子「乙巳の変」発生で皇位に就けず、最後は異母弟に殺害される
- 押坂彦人大兄皇子 蘇我系王族の隆盛期に対立候補として皇位を争い敗れる
- 以仁王 平家追討の「令旨」を全国の源氏に発し、平家崩壊の端緒つくる
- 伊予親王 濡れ衣で叛逆の首謀者に仕立てられ、無念の死を遂げた皇子
- 安徳天皇 平家とともに壇ノ浦で二位尼・時子に抱かれて入水した幼帝