マチスの盗難絵画 25年ぶり英国で発見

 英国メディアによると、25年以上前にスウェーデンの首都ストックホルムの美術館から盗まれたフランスの画家アンリ・マチスの作品が、このほど英国で見つかった。発見されたのは「Le Jardin(庭園)」と題された作品で、100万㌦(約8700万円)相当の価値があるという。1987年に盗難に遭い、行方が分からなくなっていた。

太平洋戦争末期 海軍も移転準備を始めていた

太平洋戦争末期 海軍も移転準備を始めていた
 太平洋戦争末期に空襲を避けるため、天皇や政府機関の移転先として長野市一帯に陸軍主導で建設されたのが「松代大本営」だが、このほど同市の民家で海軍部隊名入りの「表札」が保管されていたことが分かった。表札は長野市安茂里地区の塚田興造さん(74)方で見つかり、木製で「海軍薗田部隊士官宿舎」と記されていた。海軍は当初、この移転計画に反対していたが、実際には移転準備を始めていたことを裏付けるもの。このほか、塚田さんの祖父の日記で海軍関係者が移転準備で滞在した記録や、海軍関係者が残した食器などがあるという。

伊藤博文暗殺めぐる漱石の寄稿発見

伊藤博文暗殺めぐる漱石の寄稿発見
 伊藤博文が旧満州(現在の中国東北部)のハルピンで独立運動家の安重根に射殺された事件をめぐり、夏目漱石が満州の邦字紙に寄せた所感が見つかった。漱石が寄せた記事は、1909年11月5日付と翌6日付の「満州日日新聞」の「韓満所感」。漱石はこの事件に、「稀有の兇変」と驚き、ただ「余の如き政治上の門外漢は遺憾ながら其の辺の消息を報道するの資格がない」と記し、距離を置いて見ている。漱石の全集には未収録の資料という。見つけたのは作家の黒川創さん。黒川さんはこの記事を手掛かりに時代を考察した小説「暗殺者たち」を執筆、1月7日発売の文芸誌「新潮」2月号に掲載されている。

岐阜・安八町の結神社で盗難の神像見つかる

岐阜・安八町の結神社で盗難の神像見つかる 岐阜県警大垣署は、縁結びの神社として知られる岐阜県安八町の結神社で、10月に本殿内から盗まれた木製の神像17体が見つかったと明らかにした。結神社の氏子総代の男性が12月25日朝、高さ約25㌢の神像17体が入った白い袋を境内で見つけた。大垣署は神像を盗んだ犯人が返したとみている。

秀吉の豪奢な聚楽第の石垣見つかる

 京都府埋蔵文化財調査研究センターは12月21日、関白の豊臣秀吉が1587年、公邸として築いた豪奢な城郭、聚楽第(京都市上京区)の本丸南側で、東西32㍍にわたり石垣が見つかったと発表した。石垣は石を3、4段積み、高さは最大2.3㍍。一辺0.7~1.5㍍の花崗岩の自然石を使用。最も大きなものは重さ1.8㌧。上部が壊され、当時の高さは不明。石垣からさらに東へ約10㍍に大手門があったとされる。聚楽第は、秀吉待望の秀頼が誕生した後、同邸の主となっていた跡継ぎの甥・秀次を謀反の疑いで処刑した際、1595年、秀吉の命により徹底的に破壊され、遺構は残っていないと考えられていた。

大阪・野中古墳発掘時の映像発見

 大阪大学は、1964年に大量の鉄製甲冑(かっちゅう)が出土した野中古墳(大阪藤井寺市)の発掘の様子を撮影したカラー8㍉フィルムが見つかったと発表した。考古学研究室のホームページで15分間の映像を公開している。同古墳は世界遺産登録を目指す「百舌鳥・古市古墳群」の一つで、国史跡。野中古墳は5世紀半ばに造られた1辺37㍍の方墳。