国宝・松本城 耐震工事へ 市が19年度着工めざす

国宝・松本城 耐震工事へ 市が19年度着工めざす

長野県松本市は、国宝・松本城が震度6強から7の地震が起きた場合、天守の一部に倒壊の恐れがあることが分かり、耐震工事や避難誘導の計画を策定することになった。着工は2019年度内を目指し、工期は数年間にわたる見込み。
同市は文化庁の指針に基づいて耐震診断に乗り出し、同市から委託を受けた「文化財建造物保存技術協会」(東京)が実施した。
松本城は築城から400年以上経過しているとされる。16年度は約99万人が訪れ、有力観光スポットの一つとなっている。

前に戻る