「始祖鳥」化石など公開 東京で大英自然史博物館展

「始祖鳥」化石など公開 東京で大英自然史博物館展

東京・上野の国立科学博物館で3月18日から、イギリスの大英自然史博物館が所蔵する貴重な標本の展示会が始まった。同館が所蔵する8000万点の標本などの中から、最古の鳥で恐竜のような特徴を持った「始祖鳥」はじめ生き物の化石や剥製など貴重な370点が展示されている。6月11日まで。
生物の進化論を提唱し、自然科学の常識を大きく変えた、イギリスの科学者、チャールズ・ダーウィンの著書『種の起源』の手書きの原稿も展示されている。
始祖鳥の化石は、1億4700万年前に生息し、鳥が恐竜から進化したことを示す恐竜のような爪と、鳥のような翼や羽毛の両方を持った特徴を残している。始祖鳥の、大英自然史博物館の館外での展示は世界で今回が初めてという。

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