「明治の精神に学ぶ」明治150年記念施策まとめる

「明治の精神に学ぶ」明治150年記念施策まとめる

明治元年から満150年の2018年にあわせた記念施策を検討する政府の関係府省庁連絡会議は12月26日、関連施策の「基本的な考え方」をまとめた。「明治以降の歩みを次世代に遺す」「明治の精神に学び、更に飛躍する国へ」の2つの方針に沿って取り組む。2017年夏の18年度予算の概算要求までに各府省庁が具体策をまとめる。
「明治以降の歩みを次世代に遺す」では、議会制度や義務教育の導入、鉄道開業や郵便制度の施行など、近代化を表す当時の文書や写真などを集めて展示する。「明治の精神に学び、更に飛躍する国へ」では、能力本位の人材登用が進んだことに着目。全国各地で活躍した若者や女性、外国人の存在を掘り起こす。「機会の平等」「チャレンジ精神」「和魂洋才」などを知ることにつなげるのが狙い。建築物の公開などを通じ、当時の技術や文化に触れる機会も増やす。

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