バチカンが聖ペテロの遺骨?を初公開へ

 ローマ法王庁(バチカン市国)は11月18日、バチカンのサンピエトロ広場で11月24日に開くミサの際に、キリストの12使徒の一人、聖ペテロのものとされる遺骨を納めた棺(ひつぎ)を初めて一般公開すると発表した。棺は普段はサンピエトロ大聖堂の地下墓地に安置され、許可がなければ見学できない。イタリアのメディアによると、1939年から約10年間行われた地下墓地の発掘調査で聖ペテロの墓とみられる場所が見つかった。68年に法王パウロ6世が「聖ペテロの遺骨であることが納得いく方法で確認された」と発表したが、学者らの間では真偽について議論が続いている。

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