藤原公任編纂の古文書の裏に”猿の顔”?の印

藤原公任編纂の宮中の古文書の裏に”猿の顔”?の印
 宮内庁は4月11日、平安中期の歌人、藤原公任が編纂した宮中の儀式の指南書「北山抄」の写本の裏に、猿の顔のような印が押されていることが分かったと発表した。目的などは不明で、同庁は様々な分野の人に印の意味を考察してほしい-としている。同庁が2004年、北山抄の写本を整理した際、2つの巻物から朱色の猿の顔のような印55カ所(縦約2㌢、横約2.5㌢)を発見。今年また別の写本でも裏に似たような大きさや形の墨色の印1カ所が見つかったという。

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