大阪・茨木市で120個の謎の穴見つかる 弥生時代後期か

 茨木市教育委員会は12月12日、サッポロビール大阪工場跡地(同市岩倉町)で、弥生時代後期に掘られたとみられる約120個の穴が列状で見つかったと発表した。これほど多くの穴が整然と列状に連なった形で発掘されたのは近畿では初めてという。
これらの穴はそれぞれ縦2~3㍍、横1㍍、深さ40~50㌢で、南北約80㍍にわたって7列に120個並んでいた。この工場跡地は立命館大学が新キャンパスの建設を予定しており、同市教委が今年5月から約1万平方㍍の敷地で発掘調査していた。

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