エチオピア南部で175万年前の原人の石おの発見

エチオピア南部で175万年前の原人の石おの発見
 日本とエチオピアの合同調査隊チームは、エチオピア南部のコンソ遺跡から175万年前に原人ホモ・エレクトスが手に持って使っていたとみられる鋭利な石器で、最古級の「握斧(あくふ)」を発見したと発表した。発見したのは打製石器約350個で、うち4個が175万年前の握斧と判明した。全長約16㌢で、石を割って剥がれた薄片を、さらに形を整えてつくったとみられる。この遺跡からは、ほかにも85万年前までの90万年間にわたる大量の握斧が出土している。

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